花粉に対して過敏にアレルギー反応を起こしてしまう花粉症

毎年春になるとたくさんの人が頭を悩ましている花粉症
花粉症の人は花粉が飛ぶ時期になるとくしゃみや鼻水などの毎年辛い思いをしています。
その人数は日本国内に２０００万人ほどいるのではないかと言われているので、そう考えると５人に１人は花粉症になっているといえます。
ですから、身のまわりに花粉症の人は結構いるのではないでしょうか。

そもそも花粉それ自体に毒性があるわけではありません、では何故花粉症になってしまうのかというと、人の体は異物が入ってくるとそれを排除しようとする免疫機能があります。
しかし、その免疫機能が花粉に対して過敏に反応してしまうようになり、それがくしゃみや鼻水といった花粉症の症状になってしまうのです。

この花粉症の厄介なところは、毎年自分がアレルギーをもつ花粉が飛ぶ時期になると症状が出てしまうという事です。
例えば日本人の花粉症で人数が最も多いのがスギの花粉によるものです。
このスギの花粉が飛ぶ時期は地域やその年の気候などによっても差がありますが、だいたい１月の下旬から４月までだといわれています。
ですからスギの花粉症の人は毎年この１月の下旬から４月の間はその症状と付き合わなければなりません。

症状が軽い人は何てことないかもしれませんが、症状が重い人はとても大変です。
花粉症の症状は、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどです。
くしゃみや鼻水がひどい人は、そのせいでより寝付けなかったりするので疲労が溜まってしまいとても辛い毎日のなってしまいます。
また目がかゆくなるのも花粉症の症状の大きな特徴ですが、目がかゆいからといってこすってばかりいると結膜や角膜を傷つけて目がはれてしまう事もあります。
ですから花粉症がひどい人は、その時期はとても花粉に対してナーバスになるので外出もなるべく控えるようになるし、なるべく窓を開けないようにして花粉の侵入を少しでも防ごうと努力しています。

花粉症はその症状がひどくなる前に病院に行ったり、外出する時はしっかりマスクをしたり、自宅に空気清浄機を置いたりなど、対策を打つ事が大事なので、花粉症の時期が近づいてきたら早めに対策を立てましょう。